移動体3Dレーザースキャニング実証実験速報
2005.3.2
道路法面編
道路法面を移動しながらスキャニング(2005.2.27実施)
計測された生データ
(ノイズ除去前:冨井作成)
左データから等高線図作成
(ノイズ除去前:冨井作成)
移動体3Dレーザースキャナー本体(スキャナー+モーションセンサー)
車に搭載したときの状況と開発者の冨井氏デベロ
ヘリコプター・船などの移動体にも搭載可能。
体力があれば人間での運搬しながらの測量も可能(本体25kg)。
(上記の例では、計測時間約20分、データ処理時間1時間未満)
地すべり地編
対象の地すべり地(計測データは現時点では未解析です)
地すべり地内の道路状況
(両側に樹木等の障害物多い)
地すべり地内の道路状況
(両側に樹木等の障害物多い)
車の中から撮影した映像
道路際には家屋が並び地形が見通せない箇所がとても多い
左側が開けている箇所 家屋が両側に建ち並ぶ
一番開けている箇所 生け垣が並ぶ
地すべり地内の道路から地形が見通せる箇所は実際には非常に少ない。しかし、所々開けている箇所での印象により、見通しがきいているような錯覚をしている。機械と脳の機能の違いである。地すべり地内の測量中の映像にはなぜかノイズが入っていた。
実証実験結果の自己評価
課題:道路法面のように、実際見通しがとれるところは移動体3Dスキャナーで容易に地形を取得することができた。しかし、地すべり地内などは、道路の両側には家屋や生け垣が並んでおり、見通しがとれない箇所が多い。このため、徒歩で家屋等の裏側に回る必要がある。今回の装置は、本体25kg、バッテリー25kgおよびケーブルでつながれているパソコン類がセットだったため、取り外して歩きながら計測することができなかった。バッテリーの軽量化と、無線によるデータ通信によって「人間を移動体とした」計測の必要性を感じた。精度を若干落としてでも本体の軽量化ということも必要と思われる。これらは、将来のロボット技術や自動操縦技術にとって不可欠の基礎技術と思われる。
移動体3Dスキャナーの技術的な問い合わせは下記にお願いします。
■有限会社デベロ ■株式会社 地層科学研究所

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